うなぎとは
うなぎは謎が多く不思議な生き物だと言われています。
シラスウナギになるまでの餌、そして淡水域で育った親鰻がどういったプロセスで推定産卵場所へ回帰するのかなど解明されていないことがたくさんあります。
また、淡水でも海水でも生きられますし、陸上でも体さえ濡れていましたら長時間生きていけます。
鮭とは逆で、川で育って海で産卵します。
このことから、うなぎが海水魚から進化して今の形になったのではないかと考えられています。
食用のうなぎとして、ニホンウナギとヨーロッパウナギ(学名:Angilla anguilla、俗称:フランスウナギ)があります。
ヨーロッパウナギもニホンウナギと同じく温帯性の回遊魚で、ヨーロッパ諸国に生息しています。
特に、フランスに多くいますから和名であるヨーロッパウナギではなく、フランスウナギと呼ばれることが多いようです。
産卵場は魔の海域として有名なバミューダ海域やサルガッソー海域のあたりと考えられています。
日本では奈良時代の万葉集に「武奈伎」として初めて出てきましたが、平安後期頃まではうなぎのことを「ムナギ」と呼んでいたようです。
うなぎという語形は院政期になって登場し、その後はうなぎで定着したということです。
そもそものムナギの語源には、家屋の「棟木」のように丸くて細長いから、胸が黄色い「胸黄」から、あるいは料理の際に胸を開く「むなびらき」からなど、いろいろな説があります。
うなぎの呼び名や識別は、問屋単位とか漁師単位という狭い範囲で使用されていましたから、数多くの呼び名があったそうです。
また、詳しく選別できない種類も多いということで、単に産地名だけでも呼ばれていたと言います。
昔の東京での選別を例に挙げますと、呼び名には、まず採れた場所(産地)の名前がつけられます。
ほとんんどが川や沼、あるいは湖の名前がつけられますが、海もありますし、地方名もあるということです。
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