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うなぎの分布・生態

うなぎの分布・生態

うなぎは、日本全国に分布していますが、日本以外にも朝鮮半島からベトナムまで東アジアに広く分布しています。

成魚が生息するのは川の中流から下流、河口、そして湖などですが、内湾にも生息しています。

細長い身体を隠すことができる砂の中や岩の割れ目などを好みますが、日中はそこに潜んでいます。

うなぎは夜行性ですから、夜になりますと餌を求めて活発に動き始め、甲殻類や水生昆虫、カエル、それから小魚などいろいろな小動物を捕食します。

泳ぎはさほど上手いとは言えず、遊泳速度は遅くなっています。

他の魚と違って、ヘビのように身体を横にくねらせて波打たせることにより推進力を得ています。

このような遊泳方法はうなぎ型と呼ばれ、ウツボやハモ、そしてアナゴなどうなぎと似た体型の魚に見られます。

体内調節が優れていますから、淡水でも海水でも生きられます。

うなぎは、アナゴ、ハモ、ウツボの近縁ですが、これらの仲間を無足類と言います。

ウナギ科にはウナギ属Anguillaしかなく、世界に18種類が確認され、日本には、普通のうなぎ・AnguillaJaponicaとオオウナギ(カニクイ)・Anguillamarmorataの2種がいます。

世界の分布では、太平洋、インド洋、そして大西洋に広く生息していますが、北はノルウエー北部から、南はニュージランド南方まで分布しています。

これほど親しみのあるうなぎですが、うなぎの生態は、未だに解明されていないそうです。

2006年に初めて産卵場所がマリアナ諸島であることが判り、水深200~350メートルの深海でうなぎの成体が初めて捕獲されたということです。

卵から仔魚になって2~3週間でシラスウナギとなり、黒潮に乗って4~7ヶ月後日本海沿岸の河口に辿り着き、河川や湖で5~12年過ごし体長が0.4~1メートルになりますと秋の増水時に川を下って外洋へ出発し産卵場所へ向うとされています。

経路や泳ぐ深さも不明で、外洋を泳ぐうなぎは一匹も見つかっていないと言われています。

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